← その調べ方、大丈夫?

相手のIDとパスワードでSNSやメールにログインする

恋人や配偶者のLINE・Instagram・メールに、本人に無断でログインして中身を見る行為。

やめたほうがいい

法律に触れる可能性がはっきりある行為

不正アクセス行為の禁止等に関する法律(不正アクセス禁止法)3条

分かっていること

  • 他人のIDとパスワードを使い、ネットワークを通じてサービスにログインする行為は、不正アクセス禁止法が禁止する不正アクセス行為にあたりうる。罰則は3年以下の拘禁刑または100万円以下の罰金。

  • この法律は行為そのものを対象にしていて、夫婦・恋人・親子といった関係を理由とする例外は置かれていない。「夫婦なんだから見てもいい」は通らない。

  • 投稿や設定を変えなくても、ログインした時点で問題になりうる。見ただけだから大丈夫、とは言えない。

  • 刑事の話とは別に、他人のアカウントに無断で入ることは民法上の不法行為にあたり、損害賠償を請求される可能性もある。

  • パスワードを教えてもらったことがある場合でも、その後に本人が拒む状況で使えば、承諾があったとは言えなくなることがある。

補足

無断で得た情報は、裁判で証拠として使えるかどうかも別に問題になる。違法に集めた証拠は、そのこと自体が不利に働く場合がある。

代わりにできること

  • ふたりで使うために作った共有アカウントであれば、自分も利用者なのでこの問題は生じにくい
  • 見たい理由のほうを相手に伝える。「見せて」と頼んで断られたなら、そこが話し合う場所
  • 証拠が必要な段階なら、届出をした探偵業者や弁護士に相談する

この一覧の限界

ここに書いているのは一般的な説明で、個別の事案について適法・違法を 判断するものではありません。実際に起きたことについて判断が必要な場合は、 法テラスや弁護士にご相談ください。法令は改正されることがあり、 とくにストーカー規制法はここ数年、位置情報の扱いをめぐって 続けて改正されています。

ひとりで抱えなくていい窓口

いずれも公的な窓口です。何を相談すればいいか決まっていない段階でも使えます。 話し合いの場面で、暴力・脅し・つきまといが出てきたときは、浮気の相談より先に 身の安全の相談をしてください。

  • 法テラス・サポートダイヤル0570-078374平日 9:00〜21:00 / 土曜 9:00〜17:00

    国が設立した法的トラブルの総合案内所です。何をどこに相談すればいいか分からない段階から使えます。収入などの条件を満たす場合は、無料の法律相談や、弁護士費用の立替えの制度を利用できることがあります。

  • DV相談+(プラス)0120-279-889365日24時間

    配偶者や交際相手からの暴力についての相談窓口です(内閣府)。電話のほか、メールとチャットでも相談できます。チャットは10か国語に対応しています。

  • DV相談ナビ#8008各相談機関の受付時間内

    全国共通の短縮番号です。かけると、いる場所などをもとに最寄りの相談機関へ自動でつながります。どこに電話すればいいか分からないときの入口として使えます。

ほかの調べ方

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